家の売却で片付けは大事!処分・保管方法や片付けのコツを解説
こんにちは!栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」の小川です。
家を売却する時に、基本的に家の中にある物は全て片付けてある状態で引き渡さなければいけません。
しかし、片付けをしていて荷物を処分するタイミングや、必要なくなった家具・家電の処分に悩む方も多いのではないでしょうか?
今回は、家の引き渡しまでに困らないように、家具や家電などの不用品の処分方法や片付けのコツを解説していきたいと思います!
家の売却時は基本的に荷物の片付けが必要!片付けるタイミングとは
家の売却時には、家の中の荷物を全て片付ける必要があります。
まずは、荷物の処分や片付けを行うタイミングについてご紹介します。
不動産会社と契約後
家の売却では、査定を依頼し契約を結んだ不動産会社が、売却予定の家を広告やチラシなどに掲載して購入希望者が現れるのを待ちます。
その際、購入希望者がいつ内覧しに来てもいいように、できるだけ荷物の片付けや掃除を済ませておくことが必要です。
内覧時に家電や家具があると実際の広さが確認できず狭く見えてしまうため、すっきりきれいな状態にしておくことで売却につながります。
購入希望者に良い印象を与えるためにも、契約後はなるべく早く荷物を片付けましょう。
買い手側へ引き渡す時
家の購入者が決定したら、引き渡しの時期は話し合いで決めます。
それまでに家の中の家財道具なども移動や処分をし、部屋の中の物を全て片付け何も無い状態にしましょう。
引き渡しの前に慌てずに済むように、少しずつ片付けを進めておくことが大切です。
家の売却時に家具や荷物を置いておいて良いケースもある?
家の売却時に家具や荷物が多くある場合は、片付けや処分に悩みますよね。
買主との話し合いが必要になりますが、以下のような家具や荷物を置いていても良いケースもあります。
1度不動産会社と相談してみましょう。
家財道具付きとして物件を売り出す
売り出す物件を家財道具付きとして売り出し、購入希望者が現れた場合は家具を残したまま買主に引き渡せます。
不動産会社にお願いして広告に「家財道具付き」と記載してもらう必要がありますが、家具を処分する手間が省けます。
しかし、家財道具が付いている物件を避けたい購入希望者も多くいるため、なかなか購入希望者が現れず売却するまでの期間が延びてしまう可能性もあります。
家の設備を付帯設備として残す
もともと設置されていて、取り外しが難しい浴槽や洗面台などは「付帯設備」と呼ばれます。
家を売却する時にはそのまま引き渡すことがほとんどですが、エアコンや照明など取り外しが可能な物も、買主との話し合いで「付帯設備」として残すことができます。
付帯設備を残したまま売却する場合には、不動産会社に「付帯設備表」を作成してもらうのがおすすめ。
エアコンや照明など残しておく物と、保証の範囲を明確に記載しておくことで、買主とのトラブルを防いでスムーズ引き渡しを行えます。
売却時の荷物の処分、一時的に保管したい場合はどうする?
売却時に片付ける荷物の中には、処分に困る大きい物や、売ることでお金に変えられる物などもあります。
引越し先に持っていきたい家具・家電があり、内覧時に一時的に保管したい場合もありますよね。
処分や売却をしたい場合の方法、一時的に別の場所へ保管したい場合の方法もご紹介していきましょう。
荷物を処分したい場合
引っ越し業者に処分も依頼する
荷物を処分する手間を省くには、費用は高くなってしまいますが引越しを依頼する際に処分もしてくれる引越し業者を選ぶという方法があります。
1つの業者で引越しと荷物の処分が済むので、時間をかけずに片付けることができます。
自治体の粗大ゴミ処理センターを利用する
自治体の粗大ゴミ処理センターを利用する場合には、収集を依頼して指定された場所に持っていく方法と、自分で直接持っていく方法があります。
荷物を運搬するには人手と体力が必要になりますが、処分費用は業者に頼むよりも安く抑えられるメリットも。
粗大ゴミセンターを利用する場合には、自治体によって依頼する方法や処分の仕方が異なるので、1度問い合わせをして確認してみてください。
不用品回収業者に依頼する
不用品を回収してくれる業者に依頼し、荷物を処分する方法もあります。
自宅まで引き取りに来てくれるため荷物を運ぶ手間も省け、不用品をまとめて処分することができます。
処分費用は不用品会社によって変わるため、利用前に複数の業者に見積もりをしてもらい、料金相場を把握してから依頼をすると良いでしょう。
荷物を売却したい場合
骨とう品屋やブランド買取専門店で売却をする
絵画や掛け軸、陶磁器などは骨董品屋に、ブランド品やアクセサリーなどはブランド買取専門店に持っていくことで、処分と同時に即時に現金化ができます。
処分する予定のものが、予想外の値段で買取してもらえる可能性があります。
オークションやフリマサイトに出品をする
まだ需要がありそうな家電や家具などは、オークションやフリマサイトに出品することで売却ができます。
売れるまでは出品したものが手元に残ってしまいますが、不用品をお金に変えられるので家の売却時には早めに出品を考えましょう。
リサイクルショップに買取をしてもらう
リサイクルショップに不用品を買い取ってもらう方法もあります。
最近では出張買取なども行っており、自宅で査定と買取をして搬出もしてくれます。
品物の状態によって買い取ってもらえないこともありますが、現金化できるうえに不用品も処分できます。
荷物を一時的に保管したい場合
トランクルームに預ける
トランクルームとは、荷物を保管する場所を借りれるスペースをレンタルするサービスのこと。
種類も屋内型から屋外型まであり、費用もサイズによって選べるので、必要な物だけを預けて金額を抑えることが出来ます。
引越し会社のサービスを利用する
引越し会社の中には、一時的に荷物を預かってくれるサービスがあります。
1つの引越し会社で引き取り・保管・配送が済み、引越し先に荷物を少しずつ運びたい時や入居のタイミングがずれた時などに助かるサービスです。
家の荷物をスムーズに片付けるポイントも知っておこう!
家の荷物を片付ける時に少しでも早く終わらせるため、流れやポイントをご紹介したいと思います。
片付けをスムーズに行う流れ
①必要な物と不用品を分別する
家の片付けをする時には、まず必要な物と不用品を大まかに分けましょう。
電化製品など処分が大変そうな物は順番に処分の手続きを行い、不用品はリストを作りながら仕分けをしておくと、処分の時にわかりやすくなります。
普段使用していない必要な物は段ボールに詰めていき、洋服や生活用品は片付けながら整理していきましょう。
②片付ける場所の順番を決める
家の中を一気に片付け始めると、部屋が散らかり作業をしづらくなってしまいます。
食品の多いキッチンまわりから始め、荷物の多いリンビングなどを最後にするなど、家の中をエリア分けして片付ける順番を決めておくとスムーズに行えます。
③不用品を処分し、部屋の清掃をする
片付けや箱詰めが終わったら、不用品を処分して部屋の清掃を行います。
壁や窓など普段しないところまで徹底してきれいにしておきましょう。
お金はかかりますが、ハウスクリーニングなどへ依頼してプロにお任せしてしまうのも一つの方法です。
片付けの時に気をつけたいポイント
作業のスケジュールを立てる
引越しまでの日にちから逆算し、各エリアごとの片付ける期間を決めてスケジュールを立ててみましょう。
引越しの前日に慌てることが無いように、スケジュールを立てておくと効率よく作業を進められます。
ゴミを分別しながら片付けていく
ゴミの分別は最後に行うと時間がかかるため、住んでいる地域のゴミの分別の仕方を確認し、分別をしながら作業をしていきましょう。
最終的に粗大ゴミでまとめて処分することもできますが、少しずつゴミの回収日に合わせて捨てておくと部屋もスッキリして片付けやすくなります。
効率よくするためには断捨離も必要
片付ける時に、必要なものと不用品を分ける作業が1番時間もかかり大変です。
思い出がある物だとついつい悩んでしまい、時間を取られてしまいます。
分別する時には一年使っていない物は捨てるなど、処分するルールを決めておくと決断しやすくなります。
家の売却時の片付けは内覧前のタイミングがおすすめ!
家を売却する時には、購入希望者の内覧時までに、できるだけ片付けておくことをおすすめします。
家を片付けておくことで部屋も広く見えるので、購入希望者に良い印象が与えられ、家の売却に繋がりやすくなります。
売却している物件に居住している場合にも、最低限生活に必要なもは残しておき、家の中のものは少なくすることを意識しましょう。
もし荷物が多い場合には、トランクルームなどのサービスを利用して、一時期的に保管するのも良いと思います。
売却する時に家の中の設備や家具などを処分すべきか悩んだ場合には、一度不動産会社に相談しアドバイスをもらい判断してもらうのも良いでしょう。
イエステーションでは、あなたの不動産を「⾼く、安⼼して売る」サポートをいたします。
不動産売却のことでお悩みの際は、お気軽にご相談くださいね。