お金のこと

家を売却したら火災保険はどうなる?解約の注意点も解説!

こんにちは! 栃木県・地域専門から県北エリアの不動産売買専門店「イエステーション」の小川です。

 

大切な家や財産を守るために加入する火災保険。

契約期間を残して家を売却したときは、火災保険の解約手続きも忘れずに行う必要があります。

 

その際、保険料を一括払いしていたら、残りの契約期間に応じて支払い済みの保険料の一部が返ってくることはご存じでしょうか。

 

今回のコラムでは、家の売却にともなう火災保険の解約について解説。

解約に必要な手続きや返ってくる保険料、解約のタイミング、保険解約時に注意すべき点などをお伝えします。

消防車と支払い表

 

 

家を売却したら火災保険はどうなる?保険料は返ってくる?

家を購入したときには、必ず火災保険に加入します。

 

火災保険は、家が火事になってしまったときの修理代などを補償する損害保険で、特約をつけることで、建物だけでなく家財の補償を追加したり、火災だけでなく水害や落雷、風災、爆発、盗難などによる被害も補償できます。

 

万が一の際に、財産を守るために必要な保険です。

火災保険は1~10年単位の契約期間で加入し、保険料は長期一括払いまたは年払いをしているケースが多いです。

 

家を売却したら、火事や災害への補償も不要となるため、火災保険は忘れずに解約しましょう!

契約期間の途中で保険を解約すると、残った期間に応じて一括支払い済みの保険料を返還してもらえます。

 

返金額は、「一括で支払った保険料×未経過料率 (払戻率)」で、未経過料率は保険会社ごとに設定されています。

なお、契約期間の満了まで1カ月を切ったタイミングでの解約では、解約返戻金はないことが一般的です。

 

火災保険の解約方法

火災保険の解約をするには、加入している保険会社や保険代理店へ自分で連絡する必要があります。

家を売却したからといって、保険会社が解約について案内してくれるわけではないので注意しましょう。

 

加入者本人が連絡をし、解約の意志を伝えます。

連絡先は保険証券や契約のしおりなどに記載されていますよ。

 

保険会社へ解約を伝えると解約の書類が送られてくるため、そこへ必要事項や解約返戻金の振込口座を記入して返送すれば解約の手続きは終了です。

 

 

家の売却で火災保険を解約するタイミングは?

火災保険を早く解約するほど解約返戻金が多くなるため、家の売却が決まり次第すぐに火災保険を解約したくなるかもしれませんが、それは危険です。

 

火災保険の解約は、家の引き渡しと家の名義変更が完了してから行いましょう。

 

引き渡しと名義変更前に火災保険を解約してしまうと、保険がかかっていない空白期間ができてしまい、万が一の火災や災害への備えがなくなってしまいます。

 

売買契約を締結したあとだとしても、家の名義が変更される前に火災などが起こってしまった場合、修繕の責任を負うのは売主です。

元の状態に修繕できない場合、売買契約の解除の理由になってしまうこともあります。

 

家が自分の名義である間は、火災保険に加入を続けておくのが安心です。

 

 

家の売却で火災保険を解約するときの注意点

火災保険の解約前には、保険を使って修繕すべき箇所がないかを確認しましょう。

 

火災保険は火事による損害だけではなく、契約内容によっては風水害や落雷などによる損害も補償します。

台風による雨漏りや水害による浸水被害などがある場合は、解約前に火災保険を使って修繕をしておきましょう。

 

物件の引き渡し後に不具合が発覚すると、売主負担での修繕を求められる可能性があります。

解約前に保険を利用したからといって、解約返戻金が変わることはありません。

せっかくですから使えるものは上手に活用してから解約しましょう。

 

また、先ほどもお伝えしましたが、家を売却しても火災保険の解約について保険会社が連絡をくれるわけではありません。

解約の手続きを忘れると保険料がかかり続けるため、物件の引き渡しと名義変更の手続きが済んだら忘れずに解約してくださいね。

 

 

家を売却したら火災保険の解約を忘れずに!

火災保険は、大切な家と財産を火災や災害から守る備えです。

 

火災保険の契約期間が残っている状態で家を売却し、保険を解約したら、残った期間に応じて支払い済み保険料の一部を返還してもらえます。

家を売却したからといって自動的に解約となるわけではないので、加入者本人が保険会社へ連絡して、解約手続きを行ってくださいね。

 

売却が決まったら、または売買契約を結んだらすぐに保険を解約したくなるかもしれませんが、解約は物件を引き渡して名義変更するまで待ってください。

名義変更が完了するまでは家は売主の所有物なので、保険を解約してしまうと、そのタイミングで火災や災害が起こったときの備えがなくなってしまいます。

 

また、解約前には保険を使って修繕できる箇所がないかもチェックを。

契約内容によっては、火災のほかにも台風や水害などによる損害も補償することができます。

せっかくですから保険をしっかり利用して修繕をしてから引き渡しましょう。

 

栃木県で不動産の売却を検討している方は、栃木県・地域専門の不動産売買専門店「イエステーション」にぜひご相談ください。

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