家の査定のコツとは?早く高く売るためのポイントをご紹介!
こんにちは!栃木県・全域専門の不動産売買専門店「イエステーション」の星です。
家の売却は何度も行うものではないので、できるだけ失敗を避けたいですよね。
売却できそうな価格を見積もってもらう査定は、事前準備にコツがあります!
事前準備としてどんなことを確認しておけば、査定がスムーズにいくのか知っておきましょう。
また、査定で評価されやすいポイントについても把握しておくと安心ですよ。
今回は、正しく査定してもらうためにしておくべき準備や査定での評価ポイント、査定時の注意点などを解説します。
正しく家の査定をしてもらうコツは依頼前の準備にあり!
不動産業界における査定とは、「戸建てやマンションなどの物件を売るとしたら、売却価格はどれくらいになるか調査を行うこと」です。
不動産は「一物五価(いちぶつごか)」と呼ばれる「地価公示(公示価格)」「地価調査(標準価格)」「相続税路線価」「固定資産税路線価」「実勢価格(時価)」によって価格が異なるため、場所・面積・条件が同じ土地であっても複数の価格があります。
そのため、物件や土地などの査定はプロに依頼することが重要になりますが、不動産会社での査定の多くは無料で依頼できます。
査定には簡易査定(机上査定)と訪問査定があり、簡易査定はインターネットでの入力や電話での判断となるため数分で結果が出ます。
ただし住所、面積、築年数などのデータのみで判断するため、正確に査定額を知るためには物件を直接見て判断する訪問査定が重要です。
査定の計算方法など、細かく知りたい方は「不動産の査定方法は?査定額の計算方法や知っておきたいポイントも」をあわせてご覧ください。
正しく査定を行ってもらうコツとして、査定前の準備をしっかりしておくことが大事です。
スムーズに進めるための流れや必要な書類も一緒にご紹介していきましょう。
家の査定前に準備・確認しておくことは?
査定を依頼をする前には、以下の点を準備・確認しておくと良いでしょう。
- 自分であらかじめ相場を調べる
- 土地の境界と利用履歴を確認する
- 修繕履歴・リフォーム歴を確認する
- 売却する不動産のアピールポイントを考える
- 住宅ローンの残高を確認する
- 買主へ引き渡す書類が揃っているか確認する
大体の相場を知っておくと査定額が適切かどうか判断ができるので、土地総合情報システム、不動産ポータルサイトなどで相場をチェックしておきましょう。
土地の境界が確定しているか、過去の利用履歴で土壌汚染や地中障害物がないかという点も、査定時に聞かれることがあるため確認が必要です。
また、修繕履歴についても、査定時に聞かれやすいポイントです。
修繕履歴・リフォーム歴があれば、スムーズに説明できるようまとめておきましょう。
定期的に家のメンテナンスを行っていて、家が良い状態で保たれていれば、査定にプラスに働く可能性があります。
住宅ローンに関しては売却時に残債を全額一括返済するため、早めに把握しておくと安心です。
さらに、戸建てであれば買主へ引き渡す書類として「土地の境界が確認できる資料」「土地の実測図」「建物の設計図書」「建築確認申請書(建築確認済証)」「検査済証」、もしあれば越境の覚書を、査定前までにあるかどうかチェックしておけると良いですね。
「査定前に掃除をすれば査定額がアップする?」と思われがちですが、実際には掃除によって査定額が上下することはありません。
とはいえ、トイレやキッチン、お風呂などの水回りの清潔感は印象に残りやすく、掃除が行き届いてないと印象はよくありません。
見られて恥ずかしくない程度には、清掃しておきましょう。
訪問査定前までに用意しておくと良い書類もチェック!
詳しい情報が用意されていれば、さらに査定価格が正確に出せるため、以下の書類があれば用意しておきましょう。
※不動産会社によっても異なります
- 購入時の不動産売買契約書(または建築時の建築請負契約書)や重要事項説明書
- 建物の図面、間取り図
- 設備の仕様書や説明書
- 物件の登記簿謄本や権利証
- 固定資産税通知書
- マンションの場合は管理規約や修繕計画書など
査定依頼を行う前に、可能な限り準備を行っておくことで、スムーズな取引が行えるといえるでしょう。
査定の流れも確認!
簡易査定については依頼する不動産会社を選び、住所・面積・築年数などを入力、もしくは電話で答えるだけなので簡単です。
訪問査定では実際に物件をチェックされるため、事前に部屋の整理整頓や先にご紹介した書類の準備などが必要です。
査定当日は、希望条件や修繕・リフォームの有無、設備等の不具合や周辺の状況などを聞かれます。
どちらも不動産会社を複数ピックアップし、査定価格を比較すると失敗が少ないでしょう。
「不動産の査定にかかる時間は?査定ポイントや売却までの時間もチェック」では、査定にかかる時間についてもお話ししていますので、ぜひ参考にしてください。
家の査定で評価されやすいポイントは?
家の査定で評価されやすいポイントは以下の通りです。
家の状態
築年数や風通しの良さ、内装や外装の劣化状況、修繕やリフォーム歴といった点をチェックされます。
査定価格を上げることを目的に、査定前に修繕やリフォームを行う必要はありません。
リノベーションすることを前提に物件を探している買主もいるため、売却にあたって何か対策が必要かどうかは、不動産会社と話し合いながら進めていくのがおすすめです。
日当たり
ベランダや寝室などの日当たりが良いと査定額が高くなりやすいです。
道路の向き
家に設置している道路の向きが南向きだと査定額は高くなる傾向があります。
また、角地の場合も利便性が高くなるため査定額は上がります。
道路の幅
隣接している道路の幅が広いと査定額がアップすることもあります。
理想としては、隣接している道路の幅6mとされています。
土地の形
土地の形が平らで四角形に近いほど、日当たりが良く建築上の利便性が高いと判断されるため、査定額は高くなります。
土地の状態
土地に古家や物置があると、撤去する際に追加費用が発生するため、査定額が低くなる可能性が高いです。
反対に土地の土壌が安定していてきれいな状態であれば、査定額は高くなります。
周辺施設の有無・交通の利便性
駅・病院・学校など、周辺環境が整っていると、生活の利便性が向上するため査定額は高くなります。
また、最寄り駅への近さや車での移動のしやすさなど、交通の利便性もチェックされます。
変動価格の影響
近くに駅が新設されたり増税が予定されていたり、社会変動によって土地の価格が上がる想定ができる場合、査定額は高くなります。
家の査定は不動産会社選びにもコツがある!査定の注意点も
査定額を上げるためには、不動産会社選びも重要です。
家の査定は複数社に依頼を出すのが一般的ですが、一つ一つ調べて依頼していると時間がかかってしまい、売却期間が伸びてしまう可能性があります。
そこでインターネットサービスの一括査定を利用すると、一度に複数の不動産会社に査定依頼を出すことが可能です。
一度に多くの不動産会社の査定が受けられるので、相場を比較して訪問査定を依頼する会社を絞ることができます。
査定を依頼するときの注意点としては「希望をしっかり伝える」「瑕疵(かし)は正直に伝える」ことが挙げられます。
特にいつまでに・いくらくらいで売却したいかという点は大事なので、必ず伝えましょう。
また、雨漏りやシロアリ、土地の土壌汚染、過去に起きた事件や近隣からの騒音など、伝えていないまま後から発覚すると買主から損害賠償または契約目的の達成ができない場合は契約解除を求められることもあるため、伝えておくことも重要です。
家の査定をアップさせるコツは事前準備をしっかり行うこと
家の査定とは、家やマンションなどの物件を売るとしたら、売却価格はどれくらいになるか調査を行うこと。
正しく査定してもらうためには、事前に「自分であらかじめ相場を調べる」「土地の境界と利用履歴を確認する」「修繕履歴を確認する」「売却する不動産のアピールポイントを考える」「住宅ローンの残高を確認する」「買主へ引き渡す書類が揃っているか確認する」といった準備が必要です。
とくに、修繕履歴・リフォーム歴は説明できるようまとめておくとスムーズです。
また、定期的に家のメンテナンスを行っていて家が良い状態で保たれていれば、査定にプラスに働く可能性があります。
査定時に評価されるポイントは、家の状態、日当たり、道路の向き、道路の幅、土地の形、土地の状態、周辺施設の有無・交通の利便性、変動価格の影響などです。
査定を依頼するときには「売却希望額や売却期間などの希望をしっかり伝える」「瑕疵(かし)を正直に伝える」ことも覚えておきましょう。
栃木で不動産の売却を検討している方は、栃木県宇都宮市エリアの不動産売買専門店「イエステーション」にぜひご相談ください。
お客様の不動産売却をできるだけ良い条件で査定・売却できるよう正しい姿勢で対応いたします!
大田原店 滝田 絵里花
不動産の売却はどんなふうに進めたらいいのか、ご心配なことや不安なことがたくさんあるかと思います。安心いただけるように売却の方法や流れもわかりやすくご説明致します。