【U様】査定価格に納得がいきません。
ご相談の背景
■年代:60代
■職業:会社員
■住まいの地域:宇都宮市
■ご相談の地域:那須塩原市
■売却の理由 :資産整理
■お問合せ方法:一括査定
ご相談の内容
この度は査定を行っていただき、ありがとうございました。
査定頂いた書類には、査定の価格や周辺の過去の取引事例というものが記載されていました。
これを見ると、私の土地は価格が低めのように感じてしまい、納得できません。
今回の査定額の1.3倍くらいの価格で、周辺で成約があるようですが・・・?
ご提案した解決策
私どもイエステーションが行う売却査定についてご案内させていただきます。
まず売却査定の定義になりますが、基本的に土地と建物の評価をさせていただいていることとは異なります。
売却査定では評価をする際に用いる国税から帰属先の路線価格、または国土交通省帰属の公示価格、あるいは行政単位の基準価格、建物については固定資産評価の基準、あるいは国税での再調達価格を求める際の基準、原価率等を使用し算出された価格を確認します。
しかしながら売却査定では購入者があって成立することで、購入者のニーズ目線を考慮する必要が出てきます。
そのことから、現在の販売事例はもとより過去の成約事例なども鑑み、最終的に可能性を高める価格を想定しております。
この時点でも想定の価格は可能性であり売却をお約束できるものではありません。
以上が売却査定の基本的な考え方になります。
ここでU様のご質問ですが、もちろん評価と言う意味では上方修正ができること、また評価鑑定をご希望の場合には土地家屋調査士等に依頼をする方がベストなこと、さらには簡単な評価であれば市役所等でも評価証明などにより取得もできること、以上をご案内し、目的に合わせて選択していただくことをお勧めしました。
私どもは不動産を売却することを目的にしているため、どうしても評価額よりも安くなってしまう場合があります。
その場合にもご希望のチャレンジする価格として販売をスタートできることも同時にお伝えをさせていただいております。
ぜひそんな際はご相談いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
お客様のコメント
最初に数字を見たときにはその土地を購入したときの金額や坪単価等が頭にあり、そもそも閉じて考えていた金額と全く違ったため、びっくりしてしまいました。
まだすぐ売却を考えているわけではなかったので、大体いくらぐらいなのかなと言う軽い気持ちで依頼をしたのも原因の1つであったと思います。
おっしゃる通り評価といざ売却をする価格は違うのだと言う事はよくわかりました。
もし売却をするときにはすぐ売却をしなければいけないわけではないということもあり、希望価格からスタートをしてみようと改めて思いました。
またその際にはよろしくお願いします。
スタッフのコメント
このたびは当社に査定のご依頼をいただきありがとうございます。
現場の査定におきましては多くのデータベースから想定価格などを導き出しております。
最終的に購入者のニーズに合致させるためにはどのくらいの価格になるのか調整もさせて頂き、想定価格を出しております。
評価額を大幅に下回ることやお伝えしにくい結果と言う場合もなかにはあり、購入されたときの価格や、そこでの思い出などを考えると心苦しい気持ちになることも実際にあります。
しかし不動産売却は売主と買主がいて初めて成立できるものである事は間違いなく、購入者の視点を考慮しなければならないことも実際のところです。
売却にはいくつかの方法もございます。ぜひその売却の計画から一緒に考えさせていただければ幸いです。
売却の際にはイエステーションをよろしくお願いいたします。
本店 増渕 幹詞
お客様の資産を預かる身としてやるべきことをしっかりやって行き、 地元の街で継続して、一定水準以上のサービスをご提供する努力を行って行きます。